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中日新聞掲載の大学記事

2015.02.06

SNSに潜む危険 大学生講師が紹介 刈谷の中学で教室

 警察と協力してインターネットの適正利用を促す「大学生サイバーボランティア」による防犯教室が、刈谷市の刈谷東中学校であった。寸劇や講話を通じ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に潜む危険などを紹介した。

 金城学院大4年の橋爪智さん(22)と松浦理紗子さん(21)が講師を務め、1月30日に開催。2人は自作のパワーポイントで、無料通信アプリLINE(ライン)をめぐるトラブルの傾向やアンケート結果を紹介。「見知らぬ相手がネット上で見せる顔と現実の顔は違う」「投稿した内容が拡散することを念頭に置いて」と注意を呼び掛けた。

 生徒らは事前のワークショップを基に作った寸劇を上演。出会い系サイトで知らない人に会って危険な目に遭ったり、課金を誘発するゲームにのめり込んで高額請求されたりする事例を紹介した。

 1年生の片平美優さんは「自分たちの周りに危険がいっぱい潜んでいるのが分かった。一つ一つの行動に責任を持ち、困ったら親や先生に相談したい」と話していた。

(2015年2月6日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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