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中日新聞掲載の大学記事

2015.02.04

児童、タイの文化学ぶ 瀬戸・東明小で留学生から

 瀬戸市東明小学校で3日、3、4年生計24人が金城学院大4年のタイ人留学生パンニパー・カーマークさん(21)からタイの文化について学んだ。

 瀬戸市と周辺大学でつくる「大学コンソーシアムせと」の事業の一環。カーマークさんは昨年4月から交換留学生として日本に滞在している。この日は学内の制度で留学生の話し相手となっている同大2年内田実佑香さん(19)が付き添った。

 カーマークさんらは、タイの位置や特徴をスライドを使って日本語で説明。タイ語には44の子音があることや、曜日によって小学校に着ていく制服が違うことを伝えると、児童からは驚きの声が上がった。

 タイ語のレッスンでは、子どもたちは慣れない音に戸惑いながら挑戦。4年の加藤瑠菜さん(10)は「料理のトムヤムクンがある国と知っていたけど、国旗の意味やあいさつの仕方も知ることができて面白かった」と話した。授業の後は一緒に給食を食べて交流した。 (水越直哉)

(2015年2月4日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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