HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2015.01.31
中部大が共同で柿酢を商品化へ 海津市などと覚書
中部大(春日井市松本町)と岐阜県海津市、JAにしみの(岐阜県大垣市)が30日、「富有柿」で作った酢の商品開発を共同研究する覚書を交わした。
南濃地域では、年間800トン前後の富有柿を生産している。うち1割は形や大きさが規格に合わなかったり、表面に傷が付いたりして捨てられている。これらを加工して商品化しようと、中部大に協力を求めた。
JAにしみのによると、柿酢は同じ種類の柿を使っても、地域によって浮遊している菌が異なるため、発酵したときの味に違いが出る。覚書では、中部大が南濃地域の柿酢の成分などを分析。その結果を受けて、三者でどのような商品が考えられるかを検討する。
覚書は中部大で取り交わされた。海津市の松永清彦市長は「海津の新しい産業として育成したい」、坂英臣JAにしみの代表理事組合長は「農家が収入を得られるようにしたい」と意欲を語った。山下興亜(おきつぐ)学長は「地域活性化の役に立ちたい」と話した。
(2015年1月31日 中日新聞朝刊近郊総合版より)
南濃地域では、年間800トン前後の富有柿を生産している。うち1割は形や大きさが規格に合わなかったり、表面に傷が付いたりして捨てられている。これらを加工して商品化しようと、中部大に協力を求めた。
JAにしみのによると、柿酢は同じ種類の柿を使っても、地域によって浮遊している菌が異なるため、発酵したときの味に違いが出る。覚書では、中部大が南濃地域の柿酢の成分などを分析。その結果を受けて、三者でどのような商品が考えられるかを検討する。
覚書は中部大で取り交わされた。海津市の松永清彦市長は「海津の新しい産業として育成したい」、坂英臣JAにしみの代表理事組合長は「農家が収入を得られるようにしたい」と意欲を語った。山下興亜(おきつぐ)学長は「地域活性化の役に立ちたい」と話した。
(2015年1月31日 中日新聞朝刊近郊総合版より)