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2015.01.30
ノーベル賞700人祝福 名古屋 赤崎さん、天野さん笑顔
青色発光ダイオード(LED)の実現によって昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大教授(86)と天野浩・名古屋大教授(54)の受賞記念式典が30日、名古屋市内のホテルで開かれ、政財界や科学界などから700人が祝福した。
名古屋大と名城大、2人と共同研究した豊田合成(愛知県清須市)が主催。安倍晋三首相がビデオで祝辞を寄せ、「名古屋からさらなるイノベーションが育つことを願ってやまない」と受賞を祝った。赤崎さんは「栄誉を皆さんと分かち合いたい」、天野さんは「今後は(後進である)若者の応援団として精進していきたい」とあいさつした。
式典では、大村秀章愛知県知事が県学術顕彰、河村たかし名古屋市長が市学術表彰を2人に贈呈。続いて行われた祝典では、2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治・名古屋大特別教授が乾杯の音頭を取った。
2人は不可能と言われた窒化ガリウムの結晶化による青色LEDを実現し、量産化を可能にしたとして、昨年12月に中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)とともにノーベル物理学賞を受賞した。
(2015年1月30日 中日新聞夕刊13面より)
名古屋大と名城大、2人と共同研究した豊田合成(愛知県清須市)が主催。安倍晋三首相がビデオで祝辞を寄せ、「名古屋からさらなるイノベーションが育つことを願ってやまない」と受賞を祝った。赤崎さんは「栄誉を皆さんと分かち合いたい」、天野さんは「今後は(後進である)若者の応援団として精進していきたい」とあいさつした。
式典では、大村秀章愛知県知事が県学術顕彰、河村たかし名古屋市長が市学術表彰を2人に贈呈。続いて行われた祝典では、2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治・名古屋大特別教授が乾杯の音頭を取った。
2人は不可能と言われた窒化ガリウムの結晶化による青色LEDを実現し、量産化を可能にしたとして、昨年12月に中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)とともにノーベル物理学賞を受賞した。
(2015年1月30日 中日新聞夕刊13面より)