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中日新聞掲載の大学記事

2014.12.23

授業に情報通信技術 愛教大と教材会社 共同研究へ

 愛知教育大(刈谷市)と教材開発会社「NTTラーニングシステムズ」(東京都港区)が22日、情報通信技術(ICT)を活用した授業を共同研究する協定を結んだ。

 政府は2020年までに児童生徒1人につき1台の情報端末配備を目標に掲げている。ただ、電子黒板などのハードが十分に活用されていない。協定を機に愛教大と同社は効果的な授業や教材の開発を進めていく。

 愛教大は付属中学校で本年度から同社と連携し、タブレット端末に図形を表示させる数学の授業などを試行してきた。

 こうした取り組みを教員免許更新講習にも拡大。27日の講習で希望する現職教員に電子黒板とタブレット端末を使った授業づくりを指導する。

 後藤ひとみ学長は「これをステップにICT教育を充実させる。将来的にICTを教員志望の学生の共通科目にできれば」と期待。中村克央(かつひろ)社長は「今後は子どもらに考え判断させる力を付けさせることが重要になる。ICTをもっと活用したい」と話している。(岡村淳司)

(2014年12月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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