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中日新聞掲載の大学記事

2014.10.25

鈴鹿で大学祭の季節 国際交流や医療 特色楽しんで

 鈴鹿市の大学と短大で10月下旬〜11月上旬に大学祭が催される。国際色豊かな模擬店や健康講座など、それぞれの特色を生かした企画で来場者をもてなす。いずれも入場無料。

 郡山町の同じ敷地にある鈴鹿国際大と鈴鹿短大では「鈴国祭&鈴短祭」が25、26の両日午前10時〜午後4時半にある。

 サークルや授業単位の16の模擬店には、同大で学ぶ留学生も参加。ペルーの飲料や各国の雑貨などを出品し、暖かければ学生らが民族衣装で彩りを添える。小児がんの子どもを支援するバザーも予定されている。

 学術企画では、両日にスピーチコンテストを実施する。25日午前10時からは、県内高校生による英語スピーチの本戦。26日午前10時の外国人日本語スピーチでは、男女7人が壇上に。日本での体験をもとに「人間の生き方」「日本ならではの国際化」などのテーマで思いを述べる。

 ほかに25日午後2時から、音楽ライブのラジオ公開録音などもある。(問)鈴鹿国際大=059(372)2121

 岸岡町の鈴鹿医療科学大千代崎キャンパスでは「碧鈴祭(へきれいさい)」が11月8、9の両日に開催される。お笑いや音楽のライブステージ、各学科の展示があり、8日に大学教授陣の健康総合講座がある。

 新設の看護学科生97人にとって、初めての大学祭。「一般の人に役立ち、学科に興味を持ってもらえる内容にしよう」と、手洗い講座と感染症予防服の試着コーナーを設けることにした。手洗い講座では、専用の機械を使い、手の汚れの残りをモニターに映し出す。学科で推奨する指や爪の間の洗い方を広め、手洗いの大切さを呼び掛ける。看護学科1年生の北川桂子さん(19)は「みんなで知恵を出し合った企画。看護学科らしさを感じてもらえれば」と話す。

 両日とも午前10時開始で、8日は午後5時、9日は午後4時まで。(問)鈴鹿医療科学大千代崎キャンパス=059(383)8991(高畑章)

(2014年10月25日 中日新聞朝刊津市民版より)
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