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2014.09.30
愛知大学野球 日福大勝ち点3
1部の第4週第3日は29日、名古屋市の瑞穂球場で3回戦2試合を行い、日福大が中京大に8−2で勝ち、リーグ首位の勝ち点3とした。愛大は愛院大に延長13回の末、2−1で勝ち、今季初の勝ち点を挙げた。
日福大は0−1の3回、4球を足場に1死2、3塁として、本田(4年、愛知・愛産大三河)の中堅への2点2塁打で逆転。さらに1点を加えた。5回は打者1巡の猛攻で4点を奪って突き放した。
愛大は1−1の延長13回2死1、3塁から後藤(3年、岐阜・大垣日大)が中前打を放って勝ち越した。中堅手長江(同、愛知・東邦)などの好守が光り、西川(2年、愛知・大府)が1失点に抑えた。
■愛大・長江 サヨナラ負け好送球で防ぐ
目の前に転がってきた打球を愛大の中堅手長江が猛ダッシュで捕った。1−1の9回2死1、2塁。思い切り腕を振って投げた球は正確に、ワンバウンドで捕手のミットへ。本塁に滑り込んだ2塁走者の生還を阻んだ。サヨナラ負けのピンチを逃れた好プレーに、「今まで投げたことがないような球だった。実力以上のものが出せた」と驚く。
1点を争う緊迫した投手戦の中、愛大の野手陣は好守を連発してエース西川をもり立てた。6回はライナー性の当たりを遊撃手倉地(4年、愛知・豊田大谷)が横っ跳びで捕球。この試合を無失策で乗り切った。
西川は「今日の勝利はみんなでつかんだもの」と感謝する。チームは開幕週から2カード連続で勝ち点を落とし、もう負けられなかった。勝利への執念を燃やし、持ち味の堅守が遺憾なく発揮された一戦だった。(平野梓)
▽瑞穂(愛大2勝1敗)
愛大 0000010000001―2
愛院大 0000000100000―1
(延長13回)
▽同(日福大2勝1敗)
中京大 010000001―2
日福大 00304100x―8
(2014年9月30日 中日新聞朝刊21面より)
日福大は0−1の3回、4球を足場に1死2、3塁として、本田(4年、愛知・愛産大三河)の中堅への2点2塁打で逆転。さらに1点を加えた。5回は打者1巡の猛攻で4点を奪って突き放した。
愛大は1−1の延長13回2死1、3塁から後藤(3年、岐阜・大垣日大)が中前打を放って勝ち越した。中堅手長江(同、愛知・東邦)などの好守が光り、西川(2年、愛知・大府)が1失点に抑えた。
■愛大・長江 サヨナラ負け好送球で防ぐ
目の前に転がってきた打球を愛大の中堅手長江が猛ダッシュで捕った。1−1の9回2死1、2塁。思い切り腕を振って投げた球は正確に、ワンバウンドで捕手のミットへ。本塁に滑り込んだ2塁走者の生還を阻んだ。サヨナラ負けのピンチを逃れた好プレーに、「今まで投げたことがないような球だった。実力以上のものが出せた」と驚く。
1点を争う緊迫した投手戦の中、愛大の野手陣は好守を連発してエース西川をもり立てた。6回はライナー性の当たりを遊撃手倉地(4年、愛知・豊田大谷)が横っ跳びで捕球。この試合を無失策で乗り切った。
西川は「今日の勝利はみんなでつかんだもの」と感謝する。チームは開幕週から2カード連続で勝ち点を落とし、もう負けられなかった。勝利への執念を燃やし、持ち味の堅守が遺憾なく発揮された一戦だった。(平野梓)
▽瑞穂(愛大2勝1敗)
愛大 0000010000001―2
愛院大 0000000100000―1
(延長13回)
▽同(日福大2勝1敗)
中京大 010000001―2
日福大 00304100x―8
(2014年9月30日 中日新聞朝刊21面より)