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2014.09.30
瀬戸・銀座通り商店街 名物店 銀座茶屋 閉店
瀬戸市朝日町の銀座通り商店街の名物飲食店「銀座茶屋」が30日、経営難のため閉店する。レトロで落ち着いた雰囲気の店内は、瀬戸焼そばや5目ご飯など懐かしの味が食べられるとあってにぎわったときもあった。立ち上げから13年半の歴史に幕が下りる。
銀座茶屋は2001年4月、商店街に活気を取り戻そうと、有志30人が出資して設立した。名古屋学院大の学生が運営に協力した。瀬戸焼そばの提供店としても人気だった。
経営者の1人で銀座通り商店街理事長の河本篤さん(56)によると、2年前から客足が鈍り始め、経営が苦しくなった。名古屋学院大の学部移転があった07年にも閉店話が出たが、河本さんら4人が追加出資することで乗り切った。河本さんは「銀座茶屋ができてから商店街に次々と飲食店ができるなど起爆剤になった。役割は果たしてくれた」と話す。
28日は「来る福招き猫まつりin瀬戸」の開催日で、店長の吉見都代子さん(70)の誕生日でもあった。かつて働いていた学生たちが駆けつけた。吉見さんは「いろいろな知り合いができて別れることが寂しい。店をかわいがってくれた人たちに感謝しています」と話した。
30日は午前10時から営業するが、食材がなくなり次第閉店する。(水越直哉)
(2014年9月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)
銀座茶屋は2001年4月、商店街に活気を取り戻そうと、有志30人が出資して設立した。名古屋学院大の学生が運営に協力した。瀬戸焼そばの提供店としても人気だった。
経営者の1人で銀座通り商店街理事長の河本篤さん(56)によると、2年前から客足が鈍り始め、経営が苦しくなった。名古屋学院大の学部移転があった07年にも閉店話が出たが、河本さんら4人が追加出資することで乗り切った。河本さんは「銀座茶屋ができてから商店街に次々と飲食店ができるなど起爆剤になった。役割は果たしてくれた」と話す。
28日は「来る福招き猫まつりin瀬戸」の開催日で、店長の吉見都代子さん(70)の誕生日でもあった。かつて働いていた学生たちが駆けつけた。吉見さんは「いろいろな知り合いができて別れることが寂しい。店をかわいがってくれた人たちに感謝しています」と話した。
30日は午前10時から営業するが、食材がなくなり次第閉店する。(水越直哉)
(2014年9月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)