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2014.09.01
麻生財務相が経済政策語る 名大でシンポ
麻生太郎財務相は31日、千種区の名古屋大で開かれた経済シンポジウムで講演し、アベノミクスの今後について「民間部門の改革で生産的な投資を促進させることが重要だ」と語った。
麻生氏は、家計部門で約900兆円、企業部門で約200兆円の現預金があることを指摘し「株式など生産的な投資に向けることで、日本経済の新たな成長の土台にできる」と述べた。
コーポレートガバナンス(企業統治)の強化など、企業文化を変える必要性にも言及。「日本企業は過当競争で従業員を消耗させ、生産性を下げている。リーダーの革新こそが世界での競争力強化につながる」と語った。
シンポジウムは英国のシンクタンク、英国王立国際問題研究所が主催し、約1000人が参加。麻生氏のほかにトヨタ自動車の内山田竹志会長が基調講演した。
(2014年9月1日 中日新聞朝刊市民版より)
麻生氏は、家計部門で約900兆円、企業部門で約200兆円の現預金があることを指摘し「株式など生産的な投資に向けることで、日本経済の新たな成長の土台にできる」と述べた。
コーポレートガバナンス(企業統治)の強化など、企業文化を変える必要性にも言及。「日本企業は過当競争で従業員を消耗させ、生産性を下げている。リーダーの革新こそが世界での競争力強化につながる」と語った。
シンポジウムは英国のシンクタンク、英国王立国際問題研究所が主催し、約1000人が参加。麻生氏のほかにトヨタ自動車の内山田竹志会長が基調講演した。
(2014年9月1日 中日新聞朝刊市民版より)