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2014.06.13
鈴鹿国際大と鈴鹿短大 合同で講義 探ろう市の魅力と課題
鈴鹿国際大と鈴鹿短期大が合同で、鈴鹿市の特色や課題を学ぶ「鈴鹿学」の講義を4月から始めた。11日には末松則子市長が講師を務め、鈴鹿市の歴史や文化、行政の現状を語った。(滝田健司)
鈴鹿学は、郡山町の同じキャンパスで学んでいる大学と短大の1年生が一緒に学ぶ必修科目。7月までに計15回あり、計220人が受講する。地域に貢献できる人材育成が狙い。最初の9回は、大学と短大の教員が交代で講義を担当して市の観光、教育、環境、産業など各分野を教えた。
10、11回目の講義は市と連携して開いた。講師に招かれた末松市長は「現在では鈴鹿はモータースポーツのイメージが強いが、山や海など豊かな自然に恵まれている」と説明。戦前には軍の施設が集中していた市の歴史、伊勢型紙などの伝統工芸、市の財政状況や総合計画など行政の仕組みを紹介し、学生たちに「ぜひ鈴鹿のことを知っていただき、魅力を探ってほしい」と呼び掛けた。
次回は市文化課の職員を講師に、江戸時代にロシアに漂着して10年がかりで帰国を果たした郷土の偉人・大黒屋光太夫を取り上げる。12〜15回は学生たちがグループに分かれ、それぞれが設定した市の課題を調べて発表する。
(2014年6月13日 中日新聞朝刊鈴鹿亀山版より)
鈴鹿学は、郡山町の同じキャンパスで学んでいる大学と短大の1年生が一緒に学ぶ必修科目。7月までに計15回あり、計220人が受講する。地域に貢献できる人材育成が狙い。最初の9回は、大学と短大の教員が交代で講義を担当して市の観光、教育、環境、産業など各分野を教えた。
10、11回目の講義は市と連携して開いた。講師に招かれた末松市長は「現在では鈴鹿はモータースポーツのイメージが強いが、山や海など豊かな自然に恵まれている」と説明。戦前には軍の施設が集中していた市の歴史、伊勢型紙などの伝統工芸、市の財政状況や総合計画など行政の仕組みを紹介し、学生たちに「ぜひ鈴鹿のことを知っていただき、魅力を探ってほしい」と呼び掛けた。
次回は市文化課の職員を講師に、江戸時代にロシアに漂着して10年がかりで帰国を果たした郷土の偉人・大黒屋光太夫を取り上げる。12〜15回は学生たちがグループに分かれ、それぞれが設定した市の課題を調べて発表する。
(2014年6月13日 中日新聞朝刊鈴鹿亀山版より)