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2014.06.13
全日本大学野球選手権 愛院大8強入り
全日本大学野球選手権第3日は12日、神宮球場と東京ドームで2回戦が行われ、過去3度優勝の東海大(首都)が龍谷大(関西六大学)を2−0で下し、13日の準々決勝に進んだ。愛院大(愛知)大体大(阪神)九産大(福岡六大学)も8強入りを決めた。
東海大は吉田が5安打に抑え、完封した。愛院大は道都大(札幌)を3−0で、大体大は立命大(関西学生)を4−1で破った。九産大は東日本国際大(南東北)を1−0で振り切った。
■4回やっと好機 鈴木先制2ラン
少ない好機を確実にものにした愛院大が準々決勝へと駒を進めた。
3回まで相手左腕の巧みな変化球に翻弄(ほんろう)され走者が出なかった。しかし4回、先頭の源田(4年、大分商)が死球で出塁し、さらに盗塁と敵失で無死三塁。続く鈴木(4年、滋賀・八幡商)は「せっかく広げてくれたチャンス。絶対に流れをつかむ」。意気込み通りに高めの直球を強振し、先制の右越え2ランを放った。
源田は6回もセーフティーバントを決めて、適時打を呼び込んだ。「1点でも多く欲しくて積極的に攻めにいった」と胸を張る。
愛知リーグでも1、2点差の試合を制しており、接戦は慣れていたが、「全国舞台でも一生懸命に点を取ろうという気持ちがあった」と梶原監督はたたえる。「これから先もきっと僅差の戦いばかり。恐れずに挑戦しないと」と源田。おごることなく目標の日本一に向けて気を引き締めた。(平野梓)
▽2回戦
道都大(札幌)000000000―0
愛院大(愛知)00020100x―3
(道)金沢、山崎、平田晃−福田、吉田
(愛)大蔵、是枝−稲吉
本塁打 鈴木(愛)
(2014年6月13日 中日新聞朝刊19面より)
東海大は吉田が5安打に抑え、完封した。愛院大は道都大(札幌)を3−0で、大体大は立命大(関西学生)を4−1で破った。九産大は東日本国際大(南東北)を1−0で振り切った。
■4回やっと好機 鈴木先制2ラン
少ない好機を確実にものにした愛院大が準々決勝へと駒を進めた。
3回まで相手左腕の巧みな変化球に翻弄(ほんろう)され走者が出なかった。しかし4回、先頭の源田(4年、大分商)が死球で出塁し、さらに盗塁と敵失で無死三塁。続く鈴木(4年、滋賀・八幡商)は「せっかく広げてくれたチャンス。絶対に流れをつかむ」。意気込み通りに高めの直球を強振し、先制の右越え2ランを放った。
源田は6回もセーフティーバントを決めて、適時打を呼び込んだ。「1点でも多く欲しくて積極的に攻めにいった」と胸を張る。
愛知リーグでも1、2点差の試合を制しており、接戦は慣れていたが、「全国舞台でも一生懸命に点を取ろうという気持ちがあった」と梶原監督はたたえる。「これから先もきっと僅差の戦いばかり。恐れずに挑戦しないと」と源田。おごることなく目標の日本一に向けて気を引き締めた。(平野梓)
▽2回戦
道都大(札幌)000000000―0
愛院大(愛知)00020100x―3
(道)金沢、山崎、平田晃−福田、吉田
(愛)大蔵、是枝−稲吉
本塁打 鈴木(愛)
(2014年6月13日 中日新聞朝刊19面より)