HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2014.06.06
中部大 シニア再挑戦支援 9月から「カレッジ」 地域人材養成
中部大(春日井市松本町)が9月、50歳以上の人の学び直しや、第二の人生の再チャレンジを支援するシニア大学「アクティブアゲインカレッジ」を開校する。2年制で、新たな仕事に挑戦する人や将来の地域のリーダーとなる人材の養成を目指している。(佐久間博康)
初年度と次年度は、健康・福祉コース(定員15人)を開設。いずれも9月に新しい年度が始まり、2年後の7月まで学ぶ。修了時には、学校教育法の規定に基づき、履修証明書を交付する。
健康・福祉コースでは、1年目に健康増進・栄養、IT、語学や、春日井市の高蔵寺ニュータウン(NT)などのまちづくりを学習。2年目は、健康・福祉に関する授業や介護職員初任者研修の資格取得に向けた講座、ゼミを受けられる。
授業は90分1コマで、月曜から金曜までの各日に2、3コマずつ。そのうち週に数コマは、スポーツや文化などのサークル活動に充てる。
中部大は、高齢化が進むNTの活性化や、学生と高齢者との世代間交流を進めている。アクティブアゲインカレッジは、中部大が地域の再生や活性化を目指す大学の取り組みを支援する文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に選ばれたのを受けた試み。
2016年度からは、「国際・環境」と「歴史・文化・地理」の2コースを新設する予定。NTの空き家、遊休施設などを今後、教室や大学図書館の分館として整備・活用していく案も検討されている。
担当する生命健康科学部の対馬明准教授(50)は「シニア世代の人が、再び地域社会に出て活躍するためのきっかけづくりにつなげたい」と話す。
入試は履歴書と小論文、面接による選抜で、検定料は1万円。出願期間は20日まで。入学料5万円、授業料は年間12万円。問い合わせは中部大地域連携教育センター=電0568(51)1763=へ。
(2014年6月6日 中日新聞朝刊愛知近郊版より)
初年度と次年度は、健康・福祉コース(定員15人)を開設。いずれも9月に新しい年度が始まり、2年後の7月まで学ぶ。修了時には、学校教育法の規定に基づき、履修証明書を交付する。
健康・福祉コースでは、1年目に健康増進・栄養、IT、語学や、春日井市の高蔵寺ニュータウン(NT)などのまちづくりを学習。2年目は、健康・福祉に関する授業や介護職員初任者研修の資格取得に向けた講座、ゼミを受けられる。
授業は90分1コマで、月曜から金曜までの各日に2、3コマずつ。そのうち週に数コマは、スポーツや文化などのサークル活動に充てる。
中部大は、高齢化が進むNTの活性化や、学生と高齢者との世代間交流を進めている。アクティブアゲインカレッジは、中部大が地域の再生や活性化を目指す大学の取り組みを支援する文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に選ばれたのを受けた試み。
2016年度からは、「国際・環境」と「歴史・文化・地理」の2コースを新設する予定。NTの空き家、遊休施設などを今後、教室や大学図書館の分館として整備・活用していく案も検討されている。
担当する生命健康科学部の対馬明准教授(50)は「シニア世代の人が、再び地域社会に出て活躍するためのきっかけづくりにつなげたい」と話す。
入試は履歴書と小論文、面接による選抜で、検定料は1万円。出願期間は20日まで。入学料5万円、授業料は年間12万円。問い合わせは中部大地域連携教育センター=電0568(51)1763=へ。
(2014年6月6日 中日新聞朝刊愛知近郊版より)