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2014.05.30
インフォファーム辻会長「中小でトップ目指せ」 岐阜聖徳学園大で講演
就職活動を控えた大学3年生に、働くことの魅力を伝える特別授業が29日、岐阜市柳津町の岐阜聖徳学園大であった。情報システム開発会社「インフォファーム」(同市)の辻正会長(85)が、大企業に入ることより中小企業のトップを目指す「鶏口牛後」の精神を学生60人に説いた。
辻会長は、大学生で太平洋戦争の終戦を迎え「いつ死ぬかも分からない環境で、日々を必死に生きる大切さを学んだ」と体験を披露。学生には「トヨタ自動車や県庁などの大きな組織では君たちの能力を生かせるか分からない」と指摘。「県内に3万8000社ある中小企業にも目を向けてほしい」と呼び掛けた。
同大就職課が開いている就職支援講座の一環。辻会長が代表を務める岐阜流通センターと大学が2月に提携を結び、初めて講演を企画した。
(大島康介)
(2014年5月30日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
辻会長は、大学生で太平洋戦争の終戦を迎え「いつ死ぬかも分からない環境で、日々を必死に生きる大切さを学んだ」と体験を披露。学生には「トヨタ自動車や県庁などの大きな組織では君たちの能力を生かせるか分からない」と指摘。「県内に3万8000社ある中小企業にも目を向けてほしい」と呼び掛けた。
同大就職課が開いている就職支援講座の一環。辻会長が代表を務める岐阜流通センターと大学が2月に提携を結び、初めて講演を企画した。
(大島康介)
(2014年5月30日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)