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中日新聞掲載の大学記事

2014.04.21

愛知大学野球 中部大と愛院大勝ちタイ

 20日、愛知県日進市の愛院大グラウンドで1部の第3週2回戦2試合を行い、中部大が日福大を9−1、愛院大が中京大を1−0で破り、ともに対戦成績を1勝1敗として21日の3回戦に持ち込んだ。

 中部大は6回、代打鈴木陽(3年、岐阜・麗沢瑞浪)の3点本塁打を含む6本の長短打で7点を奪い、勝負を決めた。愛院大は8回、代打林(2年、富山・高岡商)の中越え三塁打から続く源田(4年、大分商)の左犠飛で決勝点を挙げ、先発是枝(4年、金光大阪)が3安打完封した。=中日新聞社後援

■細川太勝ち越し打 中部大に勢い呼ぶ

 思い切りのいい本来のスイングを取り戻した。1−1の6回無死一、三塁、中部大の代打細川太(3年、岐阜・大垣商)が初球の真っすぐを強振して左翼線に運んだ。勝ち越しの二塁打で打線を勢いづけ、大量得点につなげた。

 「絶対にチャンスをものにしたかった」。チームは開幕から3連敗し、前日は幾度も得点圏に走者を進めながら積極性を欠いた打撃で好機をつぶした。この日は重苦しい空気を一新させるため、先発に1、2年生4人を起用。懸命にバットを振る後輩の姿に、細川太は「自分たちは結果ばかりを気にして、攻める気持ちを忘れていた」と自らを奮い立たせた。

 「普段、試合に出られない選手が無心に頑張っている姿を見て、主力の選手たちに気持ちを入れ替えてほしかった」と堀田監督。やっとつかんだ1勝を浮上のきっかけにできるか。(平野梓)

▽愛院大(1勝1敗)
中部大 001007001―9
日福大 001000000―1
本塁打鈴木陽(部)

▽同(1勝1敗)
中京大 000000000―0
愛院大 00000001x―1

(2014年4月21日 中日新聞朝刊25面より)

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