春日井市の高蔵寺ニュータウンの住民の交流を図る「ＥＳＤ対話フォーラム」（中部大主催）が２０日、同市中央台のＮＡＳサンマルシェで開かれた。

　ＥＳＤは「持続可能な開発のための教育」の英語の頭文字を取った略称。

　フィリピン人の居住者が多いことにちなみ、フィリピン料理の試食会があったほか、バザー、フラダンスの発表なども催された。

　試食会では、鶏肉と豚肉を甘辛く煮た「アドボ」やココナツミルクでもち米を煮た「ビコ」、揚げ春巻きが振る舞われた。来場者は列をつくって料理をとり、食事をしながら談笑していた。

　石田芳弘・元犬山市長による「祭りの心とニュータウンの心」をテーマにした講演もあった。（佐久間博康）

（2014年4月21日　中日新聞朝刊知多版より）