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2014.04.03
学生目線で「名東区マップ」 区が愛知東邦大に作製依頼
名古屋市名東区の名所や旧跡、公園、運動施設などを紹介する「名東区魅力マップ」が完成した。同区にある愛知東邦大の学生14人が区と協力して冊子にまとめた。区ホームページ(HP)上でも公開している。(梅田歳晴)
名東区の転出転入者数は市内屈指の多さ。毎年、区民の8%が入れ替わる。新たに引っ越してくる人たちに区の魅力を伝える地図を学生の目線で作ってもらおうと、区が同大に作製を依頼。経営学部地域ビジネス学科の宮本佳範准教授(40)=観光社会学=のゼミ生14人が取り組んだ。
学生は区側から提示された掲載候補場所170カ所に足を運び、その場の良しあしを実感しながら、情報を収集。掲載スポットの選び出しや全体の構成などを、ゼミ生同士で話し合い、区職員とも相談を重ね、1年半がかりで完成させた。
冊子はA5判、16ページ。区を東西南北に4分割したページ構成で、それぞれの地域にある公園や寺、施設などの写真を掲載。足を運んだ学生の顔写真とひと言コメントを配し、親しみやすさを持たせた。紹介した場所を地図上に落とし込み、おすすめ散策ルートも示した。
マップづくりに関わった同大3年都築辰哉さん(21)は「マップに載っている場所を回ってもらい、自分の住む区を知る助けになれば」と話す。冊子は2000部を用意。名東区役所1階の情報コーナーで手に入る。名東区のHPからは、ページごとにダウンロードできる。
(2014年4月3日 中日新聞朝刊13面より)
名東区の転出転入者数は市内屈指の多さ。毎年、区民の8%が入れ替わる。新たに引っ越してくる人たちに区の魅力を伝える地図を学生の目線で作ってもらおうと、区が同大に作製を依頼。経営学部地域ビジネス学科の宮本佳範准教授(40)=観光社会学=のゼミ生14人が取り組んだ。
学生は区側から提示された掲載候補場所170カ所に足を運び、その場の良しあしを実感しながら、情報を収集。掲載スポットの選び出しや全体の構成などを、ゼミ生同士で話し合い、区職員とも相談を重ね、1年半がかりで完成させた。
冊子はA5判、16ページ。区を東西南北に4分割したページ構成で、それぞれの地域にある公園や寺、施設などの写真を掲載。足を運んだ学生の顔写真とひと言コメントを配し、親しみやすさを持たせた。紹介した場所を地図上に落とし込み、おすすめ散策ルートも示した。
マップづくりに関わった同大3年都築辰哉さん(21)は「マップに載っている場所を回ってもらい、自分の住む区を知る助けになれば」と話す。冊子は2000部を用意。名東区役所1階の情報コーナーで手に入る。名東区のHPからは、ページごとにダウンロードできる。
(2014年4月3日 中日新聞朝刊13面より)