金沢工業大（野々市市扇が丘）で１日、入学式があった。編入生や学部卒の専攻科入学生を含む１６７６人が学校生活をスタートさせた。

　石川憲一学長は「明確な目標の下で自らを成長させてほしい」と式辞。４学部１４学科の新入生を代表し、環境・建築学部の西田拓哉さん（１８）が「自ら考え行動する技術者を目指す」と宣誓した。

　新入生はオリエンテーションや学力診断などを経て７日から授業に臨む。

　同大では、就職率の高さなどを背景に一般入試による本年度の入学志願者が１９６５（昭和４０）年の開学以来、初めて１万人を超えた。推薦などを含む志願者全体も５年連続で増加している。

　２日は大学院の入学式が同大である。　（谷知佳）

（2014年4月2日　北陸中日新聞朝刊石川県内版より）