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2008.11.18
脳科学の第一人者 小脳の仕組み解説 豊田工大で講演会
豊田工業大(天白区)は人間と人工の脳をテーマに公開講座を開き、脳科学の第一人者で理化学研究所脳科学総合研究センター(埼玉県和光市)特別顧問の伊藤正男さんが「脳のようなコンピュータ」と題して講演した。
伊藤さんは「熟練の獲得、価値判断、自意識を持つことはコンピューターにはできない」と脳との違いを説明。小脳の仕組みについて「小脳には大脳で行う意識的な行動をコピーする機能があり、人間は反復経験したことを無意識にできるようになる」と内部モデルと呼ばれる働きを解説した。
そのほか、豊田工業大の三田誠一教授が、道路の状況をコンピューターで認識し、自動運転を可能とする研究の最前線を紹介した。
(2008年11月18日 中日新聞朝刊市民版より)
伊藤さんは「熟練の獲得、価値判断、自意識を持つことはコンピューターにはできない」と脳との違いを説明。小脳の仕組みについて「小脳には大脳で行う意識的な行動をコピーする機能があり、人間は反復経験したことを無意識にできるようになる」と内部モデルと呼ばれる働きを解説した。
そのほか、豊田工業大の三田誠一教授が、道路の状況をコンピューターで認識し、自動運転を可能とする研究の最前線を紹介した。
(2008年11月18日 中日新聞朝刊市民版より)