進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2013.12.11

夜の朝日町内 協力し見回り 四日市大生と老人会

 四日市大学の学生グループ「四日市大学地域パトロール(地パト)」は10日夕、朝日町白梅の丘東、西の団地で、地元老人会「朝日白梅会」と協力して防犯パトロールをした。

 地パトは地域に防犯の取り組みを定着させようと2011年春に発足し、大学近くの団地を定期的に巡回している。大学を訪れ活動を知った朝日町民の要請で、昨年5月から月1回の頻度で白梅の丘を巡回し始めた。

 この日は地パトと白梅会の計約20人が午後5時に集合。蛍光色の上着と赤色の防犯灯を手に二手に分かれて巡回し、児童に自転車のライト点灯を呼び掛けたり、樹木が街灯を遮る箇所がないか点検したりした。地パトの後藤大輔部長(21)は「街灯がない道もあり、防犯灯の明かりを見て『ホッとする』という声も聞く」と活動の効果を話す。

 町内で中学3年の女子生徒が殺されて見つかった事件を受け、白梅会の松橋隆良会長(68)は「地パトとの共同作業に加え、住民単独で夜の見回りもしていきたい」と話した。(河崎裕介)

(2013年12月11日 中日新聞朝刊北勢版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ