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中日新聞掲載の大学記事

2013.09.06

ネット投票是非議論 議員事務所就業体験の学生 名古屋

 若者の投票率向上を目指すNPO法人ドットジェイピー東海支部の大学生らが、名古屋市中区で開いた会合で将来的に選挙でインターネットでの投票を導入すべきかについて討論した。会合は8月末に開き、夏休みに東海3県の議員事務所で就業体験をしている大学生50人が参加。学生たちの間では、もともとネット投票導入に肯定派が多いが、あえて賛成と反対の立場に分かれるディベート形式で意見を交わした。

 賛成側は投票率アップやコスト削減などの利点を、否定側は、なりすましによる不正投票などの課題を挙げた。

 「ネット投票で敷居が下がって投票率が上がる半面、安易な投票が増えるのでは」という議論もあった。

 南山大1年の金沢嘉弘(かほん)さん(18)は「導入すれば若者の関心が高まる好循環が生まれる。机上でデメリットを考えるより、まずはやってみるべきだと思う」と話していた。(木下大資)

(2013年9月6日 中日新聞朝刊県内版より)
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