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2013.07.23
南山大 瀬戸から移転へ 「都心回帰」名古屋に集約 時期、跡地未定
南山大が瀬戸キャンパス(愛知県瀬戸市せいれい町)の移転に向け、瀬戸市と協議に入ったことが分かった。移転の時期や跡地をどうするかは未定。瀬戸キャンパスの2学部は名古屋キャンパス(名古屋市昭和区山里町)に移す。
瀬戸キャンパスは2000年4月に開設。12万平方メートルの敷地内に総合政策、情報理工の2学部があり、2400人の学生が通う。名古屋市中心部から公共交通機関で1時間かかることが学生集めの課題となっていた。
大学側は名古屋市内にキャンパスを移すことで学生が集まりやすくしたい意向。少子化が進む中、南山大以外の大学も都心回帰の傾向を強め瀬戸からの撤退はこの流れに乗る。
愛知大は昨年4月、名古屋駅近くの「ささしまライブ24」地区に名古屋キャンパスを新設した。愛知学院大は14年3月に名城住宅跡地(名古屋市北区)に名城公園キャンパスを完成させる。名城大は16年度にもナゴヤドームに隣接するショッピングセンター・イオンモールナゴヤドーム前(名古屋市東区)北側に新キャンパスを開設する方針だ。
南山大は本紙の取材に「移転は大学改革の一環で、2年前から検討している。跡地の活用法は白紙。時期は早い方がいいと考えている」と説明した。
(2013年7月23日 中日新聞朝刊1面より)
瀬戸キャンパスは2000年4月に開設。12万平方メートルの敷地内に総合政策、情報理工の2学部があり、2400人の学生が通う。名古屋市中心部から公共交通機関で1時間かかることが学生集めの課題となっていた。
大学側は名古屋市内にキャンパスを移すことで学生が集まりやすくしたい意向。少子化が進む中、南山大以外の大学も都心回帰の傾向を強め瀬戸からの撤退はこの流れに乗る。
愛知大は昨年4月、名古屋駅近くの「ささしまライブ24」地区に名古屋キャンパスを新設した。愛知学院大は14年3月に名城住宅跡地(名古屋市北区)に名城公園キャンパスを完成させる。名城大は16年度にもナゴヤドームに隣接するショッピングセンター・イオンモールナゴヤドーム前(名古屋市東区)北側に新キャンパスを開設する方針だ。
南山大は本紙の取材に「移転は大学改革の一環で、2年前から検討している。跡地の活用法は白紙。時期は早い方がいいと考えている」と説明した。
(2013年7月23日 中日新聞朝刊1面より)