地域に貢献できる人材育成を目指し、岐阜経済大（大垣市北方町）と不破高校（垂井町宮代）は２３日、連携教育協定を締結した。

　同校の２年生を対象に６、９月に同大で経済や経営に関する講座を開くほか、就職や進学を控えた３年生に同大講師が面接指導をするなどし、西濃地域の教育力の向上を図る。

　同校の高木俊明校長（５３）は「大学の専門的知見に触れることで、進路の動機づけにしてほしい」と期待。同大の石原健一学長（６３）は「地域に有意な人材育成を共にしていきたい」と述べた。２人は協定書にサインした。同大が高校と協定を結ぶのは９校目。（高嶋幸司）

（2013年4月24日　中日新聞朝刊西濃版より）