全日本大学ボウリング選手権（１１月３０日〜１２月２日、川崎市）で、男女アベック優勝を果たした名古屋産業大ボウリング部が１７日、キャンパスのある愛知県の尾張旭市役所を訪れ、水野義則市長に優勝を報告した。同大のアベック優勝は２００８年以来、４年ぶり２度目の快挙。

　決勝は男子５人で７５ゲーム、女子３人で３０ゲーム投げるチーム戦。男子はトータル１５８６２（アベレージ２１１）、女子は同６３０６（同２１０）をたたき出した。大会２週間前までは、戦略をめぐってチーム内で意見が分かれ、分裂の危機にも直面した。緊急事態に、部員同士でランチに出かけたり、遊びに行ったりして融和を図り、一致団結、結果的に偉業に結びついた。

　越後拓真部長兼男子主将（３年）は「４年生が抜けて戦力は落ちるが、チームを一から作り直して来年も男女連覇します」と高らかに目標を掲げた。

（2012年12月18日　中日スポーツ8面より）