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中日新聞掲載の大学記事

2012.12.14

大規模地震に備え 豊田看護大で訓練 大震災後初めて

 豊田市白山町の日本赤十字豊田看護大で、県内の赤十字病院に勤める医師や看護師ら110人が参加して災害救護訓練があった。日赤県支部の大規模地震に備えた職員研修の一環。

 毎年恒例の訓練。昨年は東日本大震災の被災地での活動のため中止となり、震災後初めてとなった。県内で最大震度6強の地震が発生したとの想定で、負傷者の搬送やトリアージの訓練に取り組んだ。県と県警のヘリコプターも出動し、名古屋市内の病院へ実際に搬送した。

 震災直後から宮城県石巻市などで救護活動に当たった名古屋第一赤十字病院(名古屋市中村区)の花木芳洋救命救急センター長は「非日常への対応は簡単には身に付かない。主体性を持って繰り返し訓練したい」と話した。

(2012年12月14日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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