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中日新聞掲載の大学記事

2012.11.23

五輪選手ら4人が陸上教室 市川華菜 笑顔で次世代育成

 トップアスリートが子どもたちを指導する「キッズアスリート・プロジェクト」が22日、名古屋市中区の橘小で開かれた。ロンドン五輪女子400メートルリレーに出場した市川華菜(21)=中京大4年=ら4人が来校し、一流の技術を伝授した。

 児童300人が集まり、各種目ごとにレッスン。市川は腕の振り方やスタートの姿勢を説明し「手は生卵を割らないくらいの強さで握って」「腕は速く振ってね」と笑顔でコツを指導。選手による実演もあり、ロンドン五輪男子やり投げ代表の村上幸史(32)=スズキ浜松AC=が豪快な投てきを見せると、児童から大きな歓声が上がった。

 市川は「本当に楽しい時間を過ごせた」とにっこり。「子どもに夢を与えられるよう、これからも頑張りたい」と元気をもらった様子だった。

 同プロジェクトは日本陸上競技連盟が主催し、愛知県内で開かれるのは2回目。ほかロンドン五輪400メートル障害代表の中村明彦(22)=中京大4年=と今年の日本選手権男子走り幅跳びを制した荒川大輔(31)=NOBY=も参加した。 (青山直樹)

(2012年11月23日 中日スポーツ8面より)
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