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2012.11.18
40年かけ史料調査 住職が寺史を刊行 熱田・法持寺
曹洞宗寺院として約600年の歴史がある白鳥山法持寺(熱田区白鳥一)の川口高風住職(64)が、寺史「熱田 白鳥山法持寺史」を刊行した。編さん作業中に見つかった江戸中−後期の尾張藩士高力種信(猿猴庵(えんこうあん))による「熱田宮全図」の自筆本も紹介する。
寺は9世紀半ばに空海が開創したと伝えられ、14世紀末〜15世紀半ばにかけ曹洞宗寺院として再興された。本書は、愛知学院大教授でもある川口住職が関係史料を約40年かけて調べ、草創期から現代に至るまでの長い歴史を約750ページにまとめた。文化3(1806)年に刊行され、この寺も登場する熱田宮全図の自筆本にも1章を割き、すべてをカラー写真で掲載している。
寺関係者や研究機関に配布し、残りを希望者に実費5000円で提供する。(問)同寺=電052(671)4447
(2012年11月18日 中日新聞朝刊市民総合版より)
寺は9世紀半ばに空海が開創したと伝えられ、14世紀末〜15世紀半ばにかけ曹洞宗寺院として再興された。本書は、愛知学院大教授でもある川口住職が関係史料を約40年かけて調べ、草創期から現代に至るまでの長い歴史を約750ページにまとめた。文化3(1806)年に刊行され、この寺も登場する熱田宮全図の自筆本にも1章を割き、すべてをカラー写真で掲載している。
寺関係者や研究機関に配布し、残りを希望者に実費5000円で提供する。(問)同寺=電052(671)4447
(2012年11月18日 中日新聞朝刊市民総合版より)