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中日新聞掲載の大学記事

2012.10.09

ぎふ清流国体 成年男子400メートル 中野選手が優勝 陸上県勢が活躍

■成年男子110メートル障害 古川選手が制す

 ロンドン五輪1600メートルリレー代表の中野弘幸選手(愛知教育大院2年)が成年男子400メートルで優勝。成年男子110メートル障害では、古川裕太郎選手(小島プレス)が優勝。成年女子走り高跳びで松本明日美選手(中京大クラブ)が、少年男子共通5000メートル競歩で山田康太選手(愛知高3年)が、それぞれ準優勝した。

 「記録よりも高瀬選手に勝ちたい」。レース前の言葉通り、成年男子400メートルの中野選手は、中盤までは同じく五輪代表の高瀬慧選手(静岡・富士通)に前に出られるも、最後の直線で見事なスパートをみせて1位でゴール。

 来年から、県内の小学校の教員になる。「陸上が好きで、続けてきた結果が五輪代表。続けることの大切さを子どもたちに伝えたい」と笑顔で話した。

 成年男子110メートル障害の古川選手は、9月末の全日本実業団対抗陸上競技選手権大会に続き、今国体でも1位に。準決勝で敗れた6月の日本選手権を振り返り、「今までは本番でうまく自分の力を発揮できなかった。やっと勝負に勝てる力がついてきた」と満足げだ。

 入社5年目の27歳で、フルタイムで働きながら練習をこなしている。「30を過ぎて日本記録を出した人もいる。自分もまだまだ頑張って、まず世界選手権出場を目指したい」と力を込めた。

(2012年10月9日 中日新聞朝刊県内版より)
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