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中日新聞掲載の大学記事

2012.09.19

お薦めの店教えて 豊橋 愛大生ら「まちなかマップ」作り 駅利用者に投票呼び掛け

 豊橋市中心部のにぎわいを取り戻そうと、愛知大の学生らが、市民や通勤通学で豊橋をよく知る人が薦める飲食店や服屋を掲載する「まちなかマップ」作りを進めている。18日には豊橋駅ビル「カルミア」の南館2階に投票箱を置き、お薦めの店の名を書く投票用紙を駅利用者に配った。メンバーは「多くの人に豊橋を楽しんでもらえるようなマップを作りたい」と意気込んでいる。(中山梓)

 作っているのは愛知大地域政策学部2年の男子学生でつくる地域貢献クラブ「accompany(アカンパニー)」の8人と、豊橋市の商店街マネジャー長坂尚登さん(29)。

 地域貢献のために豊橋市中心街のマップを作りたいと考えていた学生たちが、同様の計画を進めていた長坂さんに声を掛けた。出張で訪れた会社員など豊橋の街中をよく知らない人を対象に作ることを決め、6月ごろから週1回会議を重ねてきた。

 投票用紙に「地元のおいしいものを食べるのに良い店」「女子会するのに良い店」など11項目のお薦めの店名を書く項目を設け、世代や職業を問わず多くの人に活用してもらえるように工夫した。

 用紙は毎週火曜と木曜に駅前で配るほか、投票箱の横にも置く。10月22日まで投票を受け付け、来年3月までにマップの完成を目指す。

 アカンパニー代表の大野健太郎さん(19)は「豊橋を楽しむことができるマップを作るため、多くの人に協力してほしい」と呼び掛けている。

(2012年9月19日 中日新聞朝刊東三河版より)
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