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中日新聞掲載の大学記事

2012.09.12

名大医学部・病院の所蔵品 歴史たどる展示会

 名古屋大医学部・付属病院の歴史を物語る書物など所蔵品の展示会が11日、名古屋市昭和区の同大図書館医学部分館で始まった。28日まで。入場無料。

 医学校と病院が1871(明治4)年に設置された2年後、初めて外国人医師で迎えられたヨングハンス氏の講義録など15点を展示している。

 81(明治14)年から40年間教諭を務めた奈良坂源一郎の解剖図、明治中期ごろ使われていたとみられる予防接種器具や、桐原真一教授が1937(昭和12)年に開発した軟性胃鏡など、かつて最先端だった医療器具も並ぶ。

 所蔵品の展示会は初めてといい、図書館の担当者、蒲生英博さん(58)は「若い世代が医学に関心を持つきっかけになってほしい」と話す。

 問い合わせは医学部分館=電052(744)2505=へ。 (伊藤隆平)

(2012年9月12日 中日新聞朝刊県内版より)
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