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中日新聞掲載の大学記事

2012.09.08

温泉旅館で就業体験 尾張旭・名産大生 長野・阿智村で

長野県阿智村昼神温泉郷の保養センター「尾張あさひ苑(えん)」で、名古屋産業大(尾張旭市)の学生たちが、4泊5日のインターンシップ(就業体験)に励んでいる。

 同大は今年5月、阿智村などと「農山村でのインターンシップ協定」を結んだ。これに基づき、同市が運営する保養センターで旅館業の実務体験をする。

 第一陣の男子4人は同苑の職員宿舎に寝泊まりして、温泉郷の活性化事業を手掛けるエリアサポート社の状況を視察、同苑では宿泊客に提供した食事の後片付けや浴場の清掃など裏方の業務を体験している。

 3年の岩瀬信哉さん(22)は「普段はできない旅館業の仕事の経験をリポートにまとめ、尾張旭市民にもっとセンターの存在を知ってもらいたい」と張り切っていた。

 7日からは女子学生3人も参加するなど、同大は2013年度まで短期体験を実施。14年度から3カ月間の本格体験を行う。(須田唯仁)

(2012年9月8日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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