愛知大学野球春季リーグ（中日新聞社後援）第３週第３日は２３日、名古屋市の瑞穂球場で２回戦１試合を行い、愛院大が３−０で中部大を下し、１勝１敗とした。

　愛院大は９回１死一、三塁から重盗で先制。さらに長田、代打河野の連続長打で２点を追加した。２番手原崎はリーグ戦初登板初勝利。

■初登板で勝利

　愛院大の左腕原崎が２回を２安打無失点に抑え、初登板を勝利で飾った。静岡高出のルーキーは昨夏の甲子園を経験。「今日の方が緊張した」と言いながら、切れのいいスライダーを軸に安定した投球だった。

　０−０の緊迫した８回から登板。先頭打者にいきなり安打を許したが慌てなかった。伊藤監督は「丁寧に低めに投げる。先発も考えていたほど」と高く評価。原崎も「先発で投げたい」と先を見据える。５連覇を狙うチームに頼もしい戦力が加わった。

▽瑞穂（１勝１敗）
００００００００３―３　愛院大
０００００００００―０　中部大

（2012年4月24日　中日新聞朝刊22面より）