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中日新聞掲載の大学記事

2012.01.27

「EV普及の条件整う」 春日井 慶応大の清水教授講演

 春日井市松本町の中部大で26日、電気自動車(EV)の普及に取り組む慶応大の清水浩教授の講演があり、学生ら約50人が参加した。

 清水教授は30年間でEVを12台試作し、産学連携のEV開発会社を設立して社長を務めている。

 リチウムイオン電池などの発明や、ガソリン車と比較したエネルギー効率を紹介し「EVの普及する条件が整ってきており、社会のニーズも高まっている」と指摘。「部品が変われば構造も変わる」と、車輪の中にモーターを入れ、床下に主要な部品を組み込む仕組みを説明した。

 将来のエネルギーは「太陽電池が基本になる」と予測し、「リチウムイオン電池に蓄えられ、あらゆる場面で使われる時代になる」と話した。

(2012年1月27日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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