第５７回中部日本学生スキー選手権（中日新聞社共催）の開会式が２７日、長野県白馬村の白馬岩岳スノーフィールドのホワイトプラザ体育館で行われた。

　一昨年、昨年と２年連続で男女アルペン６種目すべてを制すなど総合３連覇を狙う中京大の金子祐大主将（４年）が「日頃の練習の成果を十二分に発揮し、正々堂々と戦うことを誓います」と選手宣誓した。

　今年から新たに３大学を加えて愛知、岐阜、石川、富山、長野の５県から男子１０校、女子８校が参加。男子７１人、女子２０人の合計９１人がエントリー。男子は中京大が昨年アルペン２冠に輝いた森本優希（３年）を中心に３連覇が濃厚だが、１９９８年から１２連覇した実績がある愛工大の巻き返しにも注目。女子は２年前、アルペン３冠の鈴木栄子（大学院２年）ら選手層の厚い中京大の３連覇を岐阜経済大、初出場の長野県短大などが、どこまで肉薄するか。

　大会は２８日から２日間、アルペンは白馬岩岳スノーフィールド・かもしかコース、クロスカントリーは白馬クロスカントリー競技場で行われる。

（2012年1月28日　中日スポーツ7面より）