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中日新聞掲載の大学記事

2011.11.02

ソーラーカー交流熱く 米ミシガン大チームが訪問 名工大で意見交換、展示

 オーストラリアを横断する世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で、今年3位となった米国ミシガン大のチームが1日、昭和区の名古屋工業大を訪れ、名工大ソーラーカー部との交流を深めた。

 レースは、北部のダーウィンから南部アデレードまで、3000キロを太陽光だけで走り抜ける。今年は各国から37台が参加し、東海大が2大会連続で優勝した。

 ミシガン大の訪問は、名工大ソーラーカー部の顧問江龍修教授が知人を介して打診して実現した。ミシガン大チームは4人がソーラーカーとともに来日。ソーラーカーは、10月下旬のレースを終え、そのままコンテナで運ばれてきた。

 ミシガン大のソーラーカーは全長4.7メートル、幅1.6メートル。最高時速130キロで走行できる。一方、名工大にも今年の国内レースで4位に入った全長3メートル、幅2メートル、最高時速70キロのソーラーカーがある。名工大では、名工大側の部員15人とソーラーカーをテーマに意見を交換した。

 1日は意見交換に合わせて名工大の構内に両大学のソーラーカーを並べて展示。構内を歩く学生たちの興味を引いていた。(中村禎一郎)

(2011年11月2日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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