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中日新聞掲載の大学記事

2011.10.30

学生「街を元気に」 テレビ塔にネット放送局開局

 名古屋テレビ塔(中区錦)で29日、学生がつくるインターネット放送局「ナゴヤタワーチャンネル」が開局した。市中心部を学生たちが生き生きと活動できる街にしようとするプロジェクトの一環。学生は「放送を通じて、名古屋を元気にしたい」と意気込んでいる。

 「名古屋テレビ塔がインターネット放送局に生まれ変わりました」。午前11時、テレビ塔1階の特設スタジオで初放送が始まった。この日のテーマは映画。映像製作に励む学生らが出演した。

 動画配信サイト「ユーストリーム」を通じて放送。来年2月までに計4回実験放送し、来年度からは放送局を市内の学生に無料開放する。

 運営するのは市内の13大学の学生で組織する「NAGOYA学生タウン構想推進委員会」。市と連携して企画を進めてきた。12月10、11日にはテレビ塔で合同大学祭も開催する。

 名古屋大大学院3年の木村めぐみさん(27)は「元気のある学生がオリジナリティーを発揮して、もっと楽しめる、人の集まる名古屋にできれば」と話している。

(小西数紀)

(2011年10月30日 中日新聞朝刊23面より)
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