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中日新聞掲載の大学記事

2011.10.18

愛知大学野球 愛工大−中部大 勝者が2位に

 愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)第7週第2日は17日、愛知県日進市の名商大グラウンドで1部の2回戦2試合があり、愛工大が4−3と中部大に雪辱、1勝1敗。愛院大は3−1で愛大を下し、1勝1分けとした。愛大が敗れたため、18日の愛工大−中部大の勝者が2位となる。愛大が愛院大に連勝して勝ち点3としても、愛工大−中部大の勝者には勝率で及ばないため。

 愛工大は2回、坂口の2点本塁打で先制。5回に藤岡の犠飛で追加点を奪った。

 愛院大は1回、田中の犠飛で先制。9回には古川の本塁打で加点した。

■愛工大 坂口が殊勲弾 連敗ストップ

 チームに漂う嫌なムードを一掃する一打だった。2回1死二塁、愛工大の坂口は甘く入った直球を見逃さなかった。フルスイングした打球は高い弧を描き、左翼スタンドに消えた。「1回戦は自分の失策で負けた。チームに貢献したかった」

 開幕5連勝と絶好調だったが、愛院大との2回戦で延長の末敗れると、16日の中部大戦まで5連敗。奥田監督は「今季はこのまま負けて終わることも頭をよぎった」。チームは沈みかけていた。

 連敗中は常に相手に先に得点を許し、苦しい展開。どうしてもほしかった先制点を坂口のリーグ戦初本塁打で挙げた。監督は思い切りの良いスイングの坂口を「ブンブン丸」と例え、「やっと機能した」と目を細めた。

 18日の3回戦に勝てば2位が決まる。坂口は「きょう以上に頑張る」。おごることなく気合を入れ直した。 (杉山直之)

◇名商大(1勝1敗)
愛工大 020010010―4
中部大 000101001―3
本塁打坂口(工)

◇同(愛院大1勝1分け)
愛院大 100000101―3
愛大 000000001―1
本塁打古川(院)

(2011年10月18日 中日新聞朝刊27面より)
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