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2011.10.17
愛知大学野球 中部大が愛工大に先勝 初回辻の二塁打で先制
中部大が2位を争う愛工大に7−2で快勝し、先勝した。初回に辻翔太右翼手(2年・福井工大福井)の2点適時二塁打などで3点を先制。その後も追加点を挙げ、先発の平塚征臣投手(3年・土岐商)が完投勝ちした。愛院大−愛大は延長11回、4−4で引き分けた。
■久々の2位争い
神宮大会につながる愛知・東海・北陸3連盟王座決定戦出場が懸かる大事な2位争い。中部大が鮮やかな先制パンチで先勝した。
初回、2番打者小宅(3年)の二塁打を皮切りに、四球と3連打で一気に3得点。一死満塁から中越えの先制2点適時二塁打を放った辻は「2ストライクに追い込まれて、三振で流れを変えたくなかった」とほっと一息。2回には2死三塁から小宅が技ありの適時打で、追加点を挙げた。
善久裕司監督(54)も「(辻と小宅が)追い込まれながら、点を取ってくれたのが大きかった」とニッコリ。近年は下位が定位置だった中部大。久々の2位争いに「入れ替え戦が頭になくなって、リラックスできているのかな」と好調な打線を分析した。
春に優勝した08年以降、神宮も王座決定戦にも遠ざかっている。ベンチ入りメンバーの多くを占める2・3年生にとって、未体験の舞台へ憧れは強い。「2回戦も絶対勝って、(2位を)決めたい」。小宅も辻も語気を強めた。
(田中一正)
■愛大逃げ切れず
連勝すれば2位の可能性も残されている愛大は、前週に優勝を決めた愛院大に8回に追いつかれ引き分けに。八田監督は「そう簡単に勝てる相手ではない」とため息。ただ「今までは逆転を許していたが、負けなかったのは成長かな」と気持ちを切り替え、仕切り直しの一戦に備えた。
▽1回戦(1分)
愛 大 12001000000―4
愛院大 00100012000―4
(延長11回引き分け)
▽1回戦(中部大1勝)
中部大 312001000―7
愛工大 100000001―2
(2011年10月17日 中日スポーツ11面より)
■久々の2位争い
神宮大会につながる愛知・東海・北陸3連盟王座決定戦出場が懸かる大事な2位争い。中部大が鮮やかな先制パンチで先勝した。
初回、2番打者小宅(3年)の二塁打を皮切りに、四球と3連打で一気に3得点。一死満塁から中越えの先制2点適時二塁打を放った辻は「2ストライクに追い込まれて、三振で流れを変えたくなかった」とほっと一息。2回には2死三塁から小宅が技ありの適時打で、追加点を挙げた。
善久裕司監督(54)も「(辻と小宅が)追い込まれながら、点を取ってくれたのが大きかった」とニッコリ。近年は下位が定位置だった中部大。久々の2位争いに「入れ替え戦が頭になくなって、リラックスできているのかな」と好調な打線を分析した。
春に優勝した08年以降、神宮も王座決定戦にも遠ざかっている。ベンチ入りメンバーの多くを占める2・3年生にとって、未体験の舞台へ憧れは強い。「2回戦も絶対勝って、(2位を)決めたい」。小宅も辻も語気を強めた。
(田中一正)
■愛大逃げ切れず
連勝すれば2位の可能性も残されている愛大は、前週に優勝を決めた愛院大に8回に追いつかれ引き分けに。八田監督は「そう簡単に勝てる相手ではない」とため息。ただ「今までは逆転を許していたが、負けなかったのは成長かな」と気持ちを切り替え、仕切り直しの一戦に備えた。
▽1回戦(1分)
愛 大 12001000000―4
愛院大 00100012000―4
(延長11回引き分け)
▽1回戦(中部大1勝)
中部大 312001000―7
愛工大 100000001―2
(2011年10月17日 中日スポーツ11面より)