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2008.06.23
全学あげエコ宣言 椙山女学園 サークルで取り組み
椙山女学園(千種区)は環境問題に取り組む指針となる「環境宣言」「環境方針」を制定、発表した。同学園大の学生もエコサークルを結成し、全学園をあげて環境、地球温暖化防止へ動きだした。 (弓削雅人)
同学園では一昨年4月にワーキンググループを立ち上げ、自然破壊や地球温暖化の対策に教育機関として、どう対処するべきか検討を続けた。ごみ分別、節電、ペーパーレス化、環境教育など、環境対策へ姿勢を宣言と方針にまとめ、今年4月に制定。その記念として21日に千種区星が丘元町の同大で、アル・ゴア元米副大統領が出演した「不都合な真実」のDVD上映会を開いた。
同学園付属の幼稚園から高校では、以前からエコ授業を積極的に進めてきた。大学の取り組みは遅れが指摘されていたため、学園エコ対策推進委員長の生活科学部、高阪謙次教授が呼びかけ、サークルが結成された。
サークル名は「地球と生命と」という意味のポルトガル語「テラ・エ・ヴィダ」で、36人。大学祭バザー収益を使ったインドネシア植林支援、森林探検のエコツアー、環境社会検定を通し知識、行動両面で環境対策をする。学外交流や「東山の森」のおひざ元として、第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)への貢献も視野に入れている。
リーダーの文化情報学部3年、川久保悠紀さんは「メンバーの結束を深めながら経験を積み、活動の輪を広げたい」と語った。
(2008年6月23日 中日新聞朝刊17面より)
同学園では一昨年4月にワーキンググループを立ち上げ、自然破壊や地球温暖化の対策に教育機関として、どう対処するべきか検討を続けた。ごみ分別、節電、ペーパーレス化、環境教育など、環境対策へ姿勢を宣言と方針にまとめ、今年4月に制定。その記念として21日に千種区星が丘元町の同大で、アル・ゴア元米副大統領が出演した「不都合な真実」のDVD上映会を開いた。
同学園付属の幼稚園から高校では、以前からエコ授業を積極的に進めてきた。大学の取り組みは遅れが指摘されていたため、学園エコ対策推進委員長の生活科学部、高阪謙次教授が呼びかけ、サークルが結成された。
サークル名は「地球と生命と」という意味のポルトガル語「テラ・エ・ヴィダ」で、36人。大学祭バザー収益を使ったインドネシア植林支援、森林探検のエコツアー、環境社会検定を通し知識、行動両面で環境対策をする。学外交流や「東山の森」のおひざ元として、第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)への貢献も視野に入れている。
リーダーの文化情報学部3年、川久保悠紀さんは「メンバーの結束を深めながら経験を積み、活動の輪を広げたい」と語った。
(2008年6月23日 中日新聞朝刊17面より)