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2011.06.05
愛知大学野球 1、2部入れ替え戦第1日 中部大完封リレー先勝
■田村、平塚気持ちで力投
中部大(1部6位)が中京大(2部1位)に3−0で先勝した。中部大は先発の田村雅樹投手(3年・土庄)と平塚征臣投手(3年・土岐商)が完封リレーでリードを守りきった。
■1部校の意地
1部校の意地がマウンドからあふれ出た。中部大はリーグ戦と同様に、田村と平塚の3年生右腕リレーで勝負。ピンチは招いたが、野手陣も堅守でサポートして、中京大の強力打線を封じ込めた。
「リーグ戦ではいい結果が出なかったけど、やってきたことに間違いはないと信じて投げた」と5イニングを3安打に抑えた田村。6回からの4イニングを1安打に封じた平塚も「普段通り。気持ちは入っていた」と胸を張った。
リーグ戦終了から2週間は投手陣の立て直しに重点を置いた。授業前の午前8時から走り込み、夕方の全体練習では投げ込みに専念した。「きつかったけど、ゼロに抑えれば勝てるので」と平塚。善久裕司監督(53)は「リーグ戦でもこういう戦い方をしてきた。明日も勝って、(1部残留を)決めたい」と表情を引き締めた。(麻生和男)
■中京大初回の1失点が響く
1部復帰を目指す中京大は、1回の1失点が重くのしかかった。1回は表の攻撃を3者凡退で終えると、裏の守備で先発・藤本が2四球から適時打を浴びて失点。その後は終盤まで粘ったが、打線の援護もなかった。半田監督は「1回の攻防が全てだった。切り替えて、思い切ってやるしかない」と悔しさをにじませながらも前を向いた。
▽1回戦(中部大1勝)
中京大(2部1位) 000000000―0
中部大(1部6位) 10000002x―3
(京)藤本−金田
(部)田村、平塚−道野
(2011年6月5日 中日スポーツ9面より)
中部大(1部6位)が中京大(2部1位)に3−0で先勝した。中部大は先発の田村雅樹投手(3年・土庄)と平塚征臣投手(3年・土岐商)が完封リレーでリードを守りきった。
■1部校の意地
1部校の意地がマウンドからあふれ出た。中部大はリーグ戦と同様に、田村と平塚の3年生右腕リレーで勝負。ピンチは招いたが、野手陣も堅守でサポートして、中京大の強力打線を封じ込めた。
「リーグ戦ではいい結果が出なかったけど、やってきたことに間違いはないと信じて投げた」と5イニングを3安打に抑えた田村。6回からの4イニングを1安打に封じた平塚も「普段通り。気持ちは入っていた」と胸を張った。
リーグ戦終了から2週間は投手陣の立て直しに重点を置いた。授業前の午前8時から走り込み、夕方の全体練習では投げ込みに専念した。「きつかったけど、ゼロに抑えれば勝てるので」と平塚。善久裕司監督(53)は「リーグ戦でもこういう戦い方をしてきた。明日も勝って、(1部残留を)決めたい」と表情を引き締めた。(麻生和男)
■中京大初回の1失点が響く
1部復帰を目指す中京大は、1回の1失点が重くのしかかった。1回は表の攻撃を3者凡退で終えると、裏の守備で先発・藤本が2四球から適時打を浴びて失点。その後は終盤まで粘ったが、打線の援護もなかった。半田監督は「1回の攻防が全てだった。切り替えて、思い切ってやるしかない」と悔しさをにじませながらも前を向いた。
▽1回戦(中部大1勝)
中京大(2部1位) 000000000―0
中部大(1部6位) 10000002x―3
(京)藤本−金田
(部)田村、平塚−道野
(2011年6月5日 中日スポーツ9面より)