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中日新聞掲載の大学記事

2011.04.13

世界水泳 北島、冨田ら代表

 日本水連は12日、世界選手権(7月・上海)の競泳代表として、2大会ぶりの出場となる男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)や冨田尚弥(中京大)、背泳ぎの入江陵介(イトマンSS)ら少数精鋭の男女各11人を発表した。11日までの代表選考会で、選考基準の「決勝で2位以内に入り、派遣標準記録を突破する」を満たした選手が選ばれた。

 記者会見した北島は、11日の男子200メートル平泳ぎ決勝で左太もも内側の肉離れを起こしていたことを明らかにし、「世界選手権でいい結果を残せるように出直したい」と誓った。

 世界選手権代表は次の通り。

 【男子】自由形、バタフライ 藤井拓郎(コナミ)▽自由形 宮本陽輔(鹿屋体大)▽背泳ぎ 古賀淳也(第一三共)入江、渡辺一樹(セントラルスポーツ)▽平泳ぎ 北島、立石諒(NECグリーン)冨田▽バタフライ 松田丈志(コスモス薬品)坂田龍亮(セントラルスポーツ)▽個人メドレー 堀畑裕也(日体大)

 【女子】自由形 上田春佳(キッコーマン)松本弥生(日体大)伊藤華英(セントラルスポーツ)長谷川菜月(岐阜SC)山口美咲(イトマンSS)▽背泳ぎ 寺川綾(ミズノ)酒井志穂(ブリヂストン)▽平泳ぎ 鈴木聡美(山梨学院大)金藤理絵(Jaked)▽バタフライ 加藤ゆか(東京SC)星奈津美(スウィン大教)

■冨田喜びいっぱい

 代表選考会の男子200メートル平泳ぎで北島を破って優勝し、一躍脚光を浴びた冨田は喜びいっぱい。前夜から祝福のメールが殺到したそうで、興奮のあまり「(この日の)朝も6時に目が覚めた」と照れ笑いした。

 決勝で競り合った北島がスタート直後に左太ももの肉離れを起こしていたことには驚きを隠さなかった。「飛び込んですぐけがをしているのに、2分9秒2で泳ぐなんて怖い」と目を丸くした。

■飛び込みは寺内ら8人

 日本水連は12日、世界選手権の飛び込み代表として、北京五輪出場後に一度引退しながら現役に復帰した寺内健(ミキハウス)ら男女各4人を発表した。ほかの代表は次の通り。

 男子 岡本優(岐阜SC)村上和基(上武大)坂井丞(日体大)▽女子 渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)中川真依(金沢学院大大学院)辰巳楓佳、馬淵優佳(以上JSS宝塚)

(2011年4月13日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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