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中日新聞掲載の大学記事

2011.03.16

東日本大震災 若い力被災地応援 豊橋 愛大生有志ら募金活動

■イベントの中止相次ぐ

 東日本大地震の発生を受け、豊橋駅前などで15日、若者らが義援金を送るための募金活動を活発に行った。一方、イベントや行事の中止も相次いだ。

 愛知大の応援団や体育会に属する運動部員らの有志は、豊橋駅前で募金活動をした。学生25人が参加。学生服姿の加納克麻応援団長(22)らが「募金お願いします」と呼び掛けると、通勤や通学途中の人が足を止めて募金箱にお金を投じた。

 愛大体育会本部の安田量哉会長(21)は「災害には助け合いが必要。本当は現地にボランティアに行きたいが、今は義援金という形で少しでも協力できたら」と話した。この日だけで30万6510円集まった。

 活動は16、17日午前8〜9時にも豊橋駅前で行い、義援金を豊橋善意銀行に託す。

 プロバスケットボールの浜松・東三河フェニックスは、20日に豊川市のオーエスジー体育館でチャリティーの練習試合を行い、来場者に義援金を募る。チームの全選手が参加する予定。正午からエキシビション、午後2時から試合を始める。

 このほか、行事を中止する動きも増えている。愛知大は、19日に予定していた「地域政策学部キックオフ・イベント」を無期延期することを決めた。4月に豊橋キャンパスで同学部を新置することに先立ち、パネル討論やリレー講演を予定していた。

 豊橋市は15日から、市民病院を除く市役所や市公会堂など市の10施設で夜間ライトアップを中止した。節電や市民への節電啓発のため。

(2011年3月16日 中日新聞朝刊東三河版より)

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