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中日新聞掲載の大学記事

2011.03.08

犯罪被害者支援に一役 学生団体「アスクル」発足

■県警講義受講者中心に24人登録

 犯罪被害者を支援する大学生の団体「アスクル−明日来る」が7日、発足した。主な活動は犯罪被害者団体のサポートで、大学生が継続的に取り組むのは全国初。同日、名古屋市中区の県警本部で登録証交付式があった。

 県警が県内の大学で実施している被害者支援をテーマにした講義を受けている学生を中心に、希望者24人が登録した。被害者団体の催しで会場設営やチラシ配りなどを手伝う。

 式にはメンバーになる大学生ら15人が出席し、登録証を受け取った。代表の愛知学院大3年井田凌(りょう)さん(20)は「犯罪被害者支援の最前線で活躍している人たちの役に立ちたい」と決意表明した。臨席した犯罪被害者自助グループ「緒(お)あしす」の青木聡子代表(48)は「グループの活動に参加した大学生たちが、被害者支援への関心を深めてほしい」と期待していた。 (吉光慶太)

(2011年3月8日 中日新聞朝刊県内版より)

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