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中日新聞掲載の大学記事

2011.01.08

学生氷上選手権 男子SP小塚首位 無良は2位

 日本学生氷上競技選手権第2日は7日、北海道の釧路市柳町スピードスケート場などで行われ、フィギュアスケートの男子ショートプログラム(SP)は昨年12月の全日本選手権で初優勝した小塚崇彦(中京大)が82.09点でトップに立った。無良崇人(むら・たかひと、中京大)が78.98点で2位につけた。女子SPは高山睦美(明大)が55.54点で首位。

 スピードスケート男子5000メートルは在家範将(ざいけ・のりまさ、日大)が6分53秒75の大会新記録で2連覇。同1000メートルは羽賀亮平(日大)が1分14秒03で圧勝し、前日の500メートルと合わせ3年連続の短距離2冠に輝いた。

■中京大への恩返し

 フィギュアの男子SPは全日本王者の小塚が貫禄の首位。冒頭に予定していた2連続3回転ジャンプは一つ目の着氷でバランスを崩して単発になったが「後半で落ち着いて変えることができた」という。最後の3回転を急きょ連続ジャンプに変更する余裕があった。

 4年生での初出場は「チームメートがずっと出ていた。最後くらいは一緒に優勝を目指そうと思った」と言うように、中京大への恩返しも兼ねている。「小さい大会、大きい大会に関係なく優勝を目指したい」と、8日のフリーに目を向けた。

(2011年1月8日 中日新聞朝刊29面より)
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