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中日新聞掲載の大学記事

2010.12.08

三重中京大ゴルフ部 杉下さん有終の美

■「最高の結果」 部最後の大会でV

 松阪市の三重中京大ゴルフ部2年生の杉下圭史さん(19)=北海道江別市出身=が、11月末に行われた中部学生ゴルフ連盟の今季最終戦で優勝した。今回の大会は、本年度末での解散方針を決めた同部にとっても最後の試合。「特別な試合で、最高の結果を残せた」と喜んでいる。

 大会は、11月29〜30日に愛知県の南山カントリークラブで開かれた「会長杯中部学生ゴルフ選手権」。中部7県の男子学生75人と女子学生24人が競った。

 杉下さんは初日にトップに立ち、2日目に1度は逆転を許したが、冷静なプレーでスコアをまとめ、1打差で接戦を制した。同部の寺嶋優介主将(2年)も7位に入賞し、女子では樋口明美さん(4年)が7位入賞を果たした。

 杉下さんが中部学生ゴルフ連盟の大会で優勝したのは、今回が2回目。同部の松本守弘監督(71)は「周囲に影響されず、自分のゴルフができる選手」と評価する。杉下さんは「引退する監督にも、花道を用意できた」と大会結果を振り返る。

 部の解散後は、杉下さんら4人の選手たちは姉妹校の中京大(名古屋市)のゴルフ部でプレーを続ける。4人はプロを目指しており、「今後も中京大のゴルフ部を引っ張っていきたい」と意気込んでいる。(石原猛)

(2010年12月8日 中日新聞朝刊三重総合版より)
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