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中日新聞掲載の大学記事

2010.11.29

思い思いプレゼンテーション メディアアートの音楽

■大垣 不思議な演奏聴衆拍手

 コンピューターなどの機器を使った音楽作品を発表する「フォルマント兄弟のプレゼンテーション道場」が28日、大垣市のIAMAS(県情報科学芸術大学院大学、県国際情報科学アカデミー)であり、学校関係者や市民ら約40人が集まった。

 若手芸術家の育成支援を目的に、文化庁からの助成を受けたIAMASが企画。IAMASの三輪真弘教授と、名古屋学芸大学の佐近田展康准教授でつくる作曲ユニット「フォルマント兄弟」が設定したテーマ「メディアアートにおける音楽」に、全国の音大生や音楽家らから13作品の応募があり、入賞作3点が選ばれた。

 この日は、入賞者の一人でIAMAS2年、水本賢興さん(24)が、分解したノートパソコン内部の集積回路や電子部品に流れる電流を使った作品を披露。耳をつんざく音と不規則な電子音が奏でる不思議な演奏が終わると、会場は拍手に包まれた。水本さんとフォルマント兄弟らとの講演会もあった。(川田篤志)

(2010年11月29日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
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