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県立芸術大生 学内選抜の5組 長久手で19日コンサート

コンサートに向けて練習する学生たち=長久手市の県立芸術大で
県立芸術大(長久手市)の学内オーディションで選ばれた音楽科の学生によるコンサート「室内楽の楽しみ」が19日、同市文化の家で開かれる。専攻やコースの枠組みを越え、有志で結成した学生アンサンブル5組16人が出演し、クラシックを奏でて音楽の魅力を届ける。
音楽科は声楽や器楽など三つの専攻に分かれ、器楽専攻はピアノ、弦楽器、管打楽器の3コースがある。7月のオーディションには、学部生や大学院生が「やりたい曲があってメンバーを集めた」「普段から仲良くしている仲間で」などとして12組が参加。教授らが演奏の技術やアンサンブルの完成度などを審査した。
ピアノコース2年の瀬尾和香奈さん(19)は、室内楽がやりたくて昨年12月からチェロやビオラ、バイオリンのメンバーを集めたという。「ピアノはメロディー、リズムなど1人でできる楽器だけど、アンサンブルは一つの楽器の違いで音の感じ方が違ってくるのが勉強になる」と魅力を語る。
当日はピアノを含んで弦楽器や管打楽器のトリオ、カルテットなどがステージに立ち、各グループが1曲ずつクラシック曲を演奏する。声楽を学ぶ学生とクラリネット、ピアノで歌曲を披露するグループもある。
コンサートは市文化の家のスタッフが協力し、学生たちが主体となって準備、運営する。進行や曲目解説も学生が担う。瀬尾さんは「作曲家を調べるだけでもインターネットの情報が正確かどうか不安もあり、伝記など文献から情報収集している。親しみやすい文章になるように心がけている」と話す。
瀬尾さんと一緒にブラームスの「ピアノ四重奏曲第一番第一楽章」でバイオリンを担当する弦楽器コース2年の竹熊偲(しのぶ)さん(19)は「有名な曲や難しい曲など、クラシックのいろんな見方が楽しめるプログラム編成。学生の初々しさを感じていただきたい」と来場を呼びかけた。
午後4時開演。チケットは一般千円、学生500円。(問)県立芸術大芸術情報・広報課=0561(76)2873
(小池豊徳)
(2026年9月2日 中日新聞朝刊市民総合版より)