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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2026.07.31

地域移行後も安全な部活を 日進市と愛院大 指導者向け研修動画作成

授業動画を収録する内藤准教授=日進市の愛知学院大日進キャンパスで

授業動画を収録する内藤准教授=日進市の愛知学院大日進キャンパスで

■接し方、医学知識など4本予定

 全国的に小・中学校の部活動地域移行が進む中、日進市は愛知学院大と提携し、移行をサポートする取り組みを進めている。同大の日進キャンパスで30日、教授らを講師として児童・生徒の安全管理に関する研修動画を撮影した。今後、地域クラブの指導者に視聴してもらい、子どもたちが安全に活動できる環境を整備するという。(杉田凜)

 市と同大は、児童・生徒への接し方やハラスメント防止、スポーツ医学の知識が学べる動画4本の作成を予定している。この日の撮影では、同大健康科学部でスポーツを生かしたまちづくりなどを研究する内藤正和准教授が「安心安全にスポーツできる環境づくり」をテーマに1時間の動画を収録。ケガが起きた時の対応やリスク管理を、実際に裁判になった例も用いながら解説した。内藤准教授は「指導者としての勉強を重ね、日ごろから高い意識を持つことが大切」と強調した。

 市立小学校では昨年度末ですべての部活動を廃止し、4月から地域クラブへの移行を進めている。中学校は9月から地域クラブの認定を開始し、来年4月から部活動の見直しを進め、クラブの導入を始めていく。

 市が移行を進める背景には教員不足などがある。地域移行による労働環境改善や、地域でスポーツと継続的に関わる機会を設けることを目指す。

 課題としては、クラブの地域差の解消や指導者不足がある。市の担当者は「小学校のクラブ活動は午後3時ごろから始まるため、指導者を集めるのが難しい」と話す。今後、市は企業に指導者派遣や用具などの支援を呼びかける予定だ。

(2026年7月31日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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