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仲良し3人 日本画展 長久手で県立芸術大生

自作を紹介する(右から)手塚さん、坂野さん、松井さん=長久手市杁ケ根のカフェギャラリー陶片木で
出展したのは、いずれも2年の手塚愛佳(まなか)さん、坂野蓮乃さん、松井朋未さん。「いいなと思うものが似ている、同じクラスの仲良し3人組」で、初めて一緒に展示を企画。それぞれ6、7点ずつ並べた。
「きれいな景色や美しいものを、見たままに描きたい」という手塚さんのモチーフは、動物や海中の風景。ツタが絡まった金網に止まるムクドリを描いた「つがいどり」は「おなか側から見た鳥が好き。ぴしっとした網目とゆるい形の植物を掛け合わせ、構図にこだわった」と振り返った。
家の中の風景や、身近な電化製品を題材にしている坂野さんは「シンプルにかわいい、きれいと思って見てほしい」とにっこり。レトロな縫いぐるみを光る岩絵の具で描いた「くまちゃん」や、古いゲーム機を墨と鉛筆で描写した作品などを出展した。
松井さんは「伝えたいことが先にあって、どう伝えるか悩みながら描いている」。歩行者用信号をテーマにした作品では、「今にも歩き出しそうなのに、ずっと同じ場所に閉じ込められている」と感じたピクトグラム(絵文字)に、自分を重ねて表現した。
3人は「気が合うけれど、並べてみると違う。一緒に展示する面白さがある」と見どころを語る。午前11時半~午後6時。(鳥居彩子)
(2026年1月9日 中日新聞朝刊市民版より)