税に関する書や教材が展示されている作品展＝岐阜市司町のぎふメディアコスモスで

　１１～１７日の「税を考える週間」に合わせ、税に関する作品展が４日、岐阜市司町のぎふメディアコスモスで始まった。岐阜女子大４年生が考えた教材や県立岐阜商業高校の書道部による大型の書作品、作文や標語など約１００点が並ぶ。７日まで。

　岐阜女子大生が制作した教材は、小学６年児童の指導教材として使うことを想定。すごろくやクイズなど７点を展示した。すごろくを作った文化創造学部４年の平沼桃花さん（２２）は、楽しく学び、授業後の知識の定着になるようにと思いを込めた。「子どもたちに少しでも興味を持ってもらえれば」と話す。

　県岐阜商高書道部は、縦２.４メートル、横４メートルの書３点などを展示。岐阜北税務署の依頼で、今年の週間のテーマ「これからの社会に向かって」などをダイナミックに仕上げた。（後藤正樹）

（2025年11月5日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）