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学生活動 2025.09.12
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地域振興 愛知の大学生考えた 旅館はなや運営会社と意見交換 阿智

鈴木CEO(奥左)の話を聞く愛知淑徳大生ら=阿智村智里の「昼神温泉 四季の織 はなや」で
地域連携DMOの県観光機構(長野市)が、都市部の若者と施設の交流を通じて地域振興を図る目的で仲介した。愛知淑徳大からは野口洋平教授とゼミで学ぶ2、3年生7人が訪れた。
鈴木さんは、創業会社から事業を引き継いで運営している同旅館について、ロビー改装を優先して取り組むなどして売り上げや来館者数を改善したこと、今後はさらに地域の特徴を生かして料理や日本酒の提供などに力を入れたい考えなどを説明した。
学生からは「宿泊にこだわらず、入浴と料理だけのサービスを考えているか」「季節による需要変化には、イベントなどで対応しているか」といった積極的な質問があった。
ゼミ生らの一行は8日から来県。はなや訪問に先立ち、下條村の宿泊施設、農園でも経営者の考えを聞いた。(近藤隆尚)
(2025年9月12日 中日新聞朝刊アルプス総合版より)